乳腺炎の症状は痛み、熱、関節痛、白斑？しこりが痛くないことも？　　　　

こんにちは！
現役保育士＆
育児アドバイザーのrinoです。

今回は辛い乳腺炎の症状について。

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母乳は赤ちゃんにとって
とても大切な食事です。
免疫もつくし、
まさに完全食と言えるでしょう。

しかし、赤ちゃんにとって
とても大切な食事である母乳を
あげる授乳行為。

乳腺炎になってしまうと、
治療のため母乳を
あげれなくなってしまいます。

治療さえすれば、
授乳できるのですが、

治療中している間に、
赤ちゃんの食事が
粉ミルクになってしまい、

治療が終わったころには、
赤ちゃんが母乳を
飲んでくれないということも・・

今回はママが気になる
乳腺炎の症状について
紹介していきます。

乳腺炎の症状とは？

乳腺炎の症状には
どんなものがあるのでしょうか？

まず、乳腺炎になる前に
初期症状として、
白斑やしこりが
出ることが多いです。

白斑（ハクハン）とは、
乳首の先端にできる、
白色のニキビのようなものです。
【授乳中】ちくびに白斑ができて痛い！白斑の画像や解決法を紹介！

そして、初期のしこりや、
白斑でしっかりケアして
解消できればいいのですが、
これが悪化すると
乳腺炎になってしまいます。

乳腺炎の代表的な症状としては、
・おっぱいが熱を持つ
・痛みを伴うしこりができる
・おっぱいが赤みを帯びる
・おっぱいが腫れる
・おっぱいが固くなる
・おっぱいを押さえると痛い
・熱が出る
・寒気、頭痛、関節痛などの
インフルエンザのような症状
・腕を動かすと、胸のあたりが痛む
・黄色っぽい母乳が出る
・炎症が治まった後、膿が出ることがある

これらの症状が
すべて出るわけではないですが、
発熱を伴うことが多いですね。

乳腺炎でしこりが痛くないこともある？

読者さんから
「発熱もあり乳腺炎の症状は
だいたいあてはまるのですが、
しこりは痛くありません。
しこりが痛くない乳腺炎も
ありますか？」
という質問がありました。

そのときの
私の回答がこちら！

「痛くない乳腺炎もあります。
しこりが胸の奥の方にあって
そもそもしこりの存在に気づきにくく、
痛みがないときもありますよ」

実際、
念入りに探さないと分からないぐらい
しこりがだいぶ奥の方にあり、
しこりには痛みを感じなかったという
友人もいます。

乳腺炎になる割合、発症時期は？

乳腺炎になったという
先輩ママの話を聞いたことがある
ママも多いのでは？

それもそのはず。
なんと、全体の２５％もの
ママががかかる症状なんです！

乳腺炎の発症時期は、
生後１カ月以降の赤ちゃんに
授乳中のママに多いですね。

特に、初産のママは、
乳腺が狭いことが多く
発症しやすいですね。

もちろん、
2人目、3人目でも
発症するママもいるので、
2人目だから大丈夫！
なんて思ってたらダメですよ！

乳腺炎の症状が出たら？

しこりや白斑が出来てしまった
ぐらいなら自分でケアできます。

もし、発熱などを伴い
完全に乳腺炎になってしまったら、
外科、産婦人科、母乳外来などに
すぐに行くようにしましょう。

悪化してしまうと、
膿を出すために
切開することもありますので・・。

乳腺炎の対処法

完全に乳腺炎になってしまったら、
まずは病院に行くことを
おすすめしていますが、

病院での治療と
並行してできる対処法や、

乳腺炎を予防するための
対処法を紹介していきます。

食事は和食中心に

授乳は体力勝負です。

赤ちゃんにつきっきりで、
常に母乳を吸い取られているので、
ママもお腹が空きやすく、
疲れがたまりがちになります。

すると、
ジャンクフードなどの
脂肪分が多いものを
摂取しがちになります。

しかし、みなさんご存知のとおり、
母乳はママの血液でできています。

なので、
脂肪分が多い食事を摂取しすぎると、
血液がドロドロになり、
母乳もドロドロになってしまうのです。

母乳がドロドロになると、
乳腺がつまりやすくなり、
乳腺炎になりやすくなってしまうのです。

授乳中のママは
脂肪分の多い食事を避けて、
和食を心がけるようにしましょう！

また、水分も積極的に
取るようにしてくださいね☆

血行を促進する

血行が悪くなると、
母乳の出が悪くなり、
乳腺に詰まりやすくなります。

・温かい飲み物を飲む
・お風呂に浸かる
・運動をする
などして血行を良くしましょう。

また、意外なのが下着。
もしかしてまだ、
ワイヤーブラを使っていませんか？

ワイヤーブラはおっぱいの
形は良く見えますが、
授乳中は良くありません。

ワイヤーが胸を圧迫してしまい、
乳腺が圧迫され、
血行が悪くなってしまいます。

妊娠前に使っていたブラを
使いたい気持ちは分かりますが、
授乳中は、胸を圧迫しない
授乳ブラを使いましょう。

さらに気をつけるなら、
寝るときはあお向けの姿勢で
寝るようにしましょう。

横向きに寝ると、
おっぱいが圧迫され、
寝ているあいだに、
乳腺炎の症状が進んでしまうことも・・

赤ちゃんに頻繁に母乳を飲んでもらう

乳腺炎になりかけのときの
授乳はとても痛く苦痛ですよね・・

しかし、乳腺炎を防いだり、
改善するには、
赤ちゃんに母乳を飲んで
もらわなければいけません。

ちゃんと飲ませてるよ？
というママもいますよね？

１度授乳スタイルを
見直してみましょう。

片方のおっぱいや、
毎回同じ抱き方で
授乳していませんか？

母乳が出てくる乳腺はたくさんあり、
毎回同じ抱き方で授乳していると、
特定の乳腺からしか
母乳が出てこなくなります。

すると、
使われない乳腺に
母乳が詰まってしまい、
乳腺炎になってしまうのです。

抱き方を変えてみたり、
同じ抱き方でも、
角度を変えて授乳しましょう。

また、
片方のおっぱいだけで
授乳しているママは、

両方のおっぱいから
授乳するように意識してください。

一般的に母乳は、
左右のおっぱい両方から
同じ量が作られるようになっています。

なので、両方のおっぱいから
バランスよく授乳するように
しましょう。

おっぱいを冷やす

おっぱいが熱を持っているなら、
冷たいタオルで冷やしてみるのも手です。

やり過ぎは、
血行を悪くしてしまうので、
注意が必要です。

気持ちいいと感じるぐらいなら
血行を悪くしてしまうことは
ないでしょう。

乳腺炎がおきるサイン

乳腺炎ができる前兆として、
白斑やしこりがありますが、
母乳のときの赤ちゃんの態度からも
乳腺炎になりそうな
サインが判断できます。

それは、
・遊び飲み
・乳首を引っ張る
・乳首を噛む
などです。

なぜこのようなことを
赤ちゃんがするのかというと、
おっぱいがまずいからなんです。

母乳が詰まり始めると、
母乳がまずくなってしまうのです。

赤ちゃんがこうゆうサインを出した後は、
乳腺炎を起こす確率が高いので、
普段から赤ちゃんが母乳を飲む様子を
しっかり観察しておきましょう。

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まとめ

今回は授乳しているママの
気がかりの１つである
乳腺炎の症状について紹介しました。

乳腺炎になってしまうと、
授乳が苦痛なものになってしまいます。

できれば乳腺炎になる前に、
きちんとケアをするようにしましょう。

今回紹介した、
対処法も試してくださいね☆

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