乳腺炎の熱はいつまで続く?熱の下げ方まとめ!病院はいつ行く?
こんにちは!
現役保育士&
育児アドバイザーのrinoです!
今回は、
乳腺炎で熱が出てしまったときの
対処法についてです。
ママの25%が発症する
といわれている乳腺炎。
本来楽しいはずの、
授乳タイムが苦痛な時間
になってしまい、
苦しんでいるママが
非常に多いと思います。
乳腺炎と一口にいっても、
乳首にできるニキビのような
白色の白斑(はくはん)や、
乳房のしこりだけで、
熱がまだ出ていない軽度
のものもあります。
今回はその中で、
乳腺炎が発症していて、
熱が下がらず困っているママへ
熱を下げる対処法
熱がいつまで出続けるか
病院へ行くタイミング
などを紹介していきます。
目次
乳腺炎になるとなぜ熱が出る?
乳腺炎が本格的に発症すると、
インフルエンザのような症状とともに
38℃以上の高熱が出ます。
なぜ乳腺炎になると高熱が出るのか?
一言でいうと
「乳腺で炎症が起きているから」です。
乳腺に関わらず、
体のどこかで炎症を起こすと、
熱が出ることがあるのです。
なので、
熱を根本的に下げるには
乳腺炎を治すしかありません。
余談ですが、
私は足に炎症が出来たときに、
高熱が出ました・・
風邪だと思っていたのですが、
足の炎症が治まるとともに、
熱もなくなりました。
乳腺炎で熱があるときの対処法
対処法を紹介する前に
注意点があります。
乳腺炎で発熱を伴った場合、
一番いいのはすぐに
病院を受診することです。
しかし、パパも仕事で、
高熱がでたフラフラな状態で、
赤ちゃんを連れて病院へ行くのは、
なかなか難しいですよね・・
そんなママのために、あくまでも
応急処置としての対処法を
紹介していきます。
病院へ行けるママは
病院に行ってくださいね。
まず、
乳腺炎で熱が既に出ているときの対処法は、
熱が出ていないときの対処法と異なります。
熱が出ていないときの対処法に
ついてはこちらの記事を参照してください。
【痛い】白斑・乳腺炎・しこりを解決するマッサージのやり方を紹介!
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赤ちゃんに母乳を飲んでもらう
乳腺炎で熱があるときの
1番有効的な対処法は、
赤ちゃんに母乳を飲んでもらう
ことです。
乳腺炎で既に熱が出ているということは、
おっぱいがかなり痛いと思います。
しかし、乳腺炎を治すには、
授乳が1番効果的なので、
我慢して赤ちゃんに母乳を
飲んでもらいましょう。
ただ、乳腺炎を発症している
ママの母乳の味は
赤ちゃんにとっては美味しくないので、
あまり飲んでくれないこともあります。
もし赤ちゃんの飲みが悪ければ、
軽く搾乳してから飲ませてみましょう。
おっぱいを冷やす
熱が出ていないときは、
血行をよくするのが効果的ですが、
熱があるときに血行をよくすると、
詰まっている乳腺に母乳が
ますます溜まることになり、
逆効果になる場合があります。
熱が出ているときは、
乳腺炎になっている方の
おっぱいを冷やすようにしましょう。
しかし、冷やし過ぎは厳禁です。
冷たいタオルなどで気持ちいいと
感じるぐらいにしておきましょう。
小林製薬の「熱さまシート」や、
ライオンの「冷えピタ」
が適度に冷やしてくれるので
おすすめです☆
ここで、乳腺炎の基本原則を
紹介しておきますね。
乳腺炎の基本原則
熱が出ていないとき
→温める
熱が出ているとき
→冷やす
ただ、熱があるときは冷やすのが基本ですが、
授乳の時には冷やすのを一旦中止しましょう。
赤ちゃんも冷たいおっぱいだと
びっくりしますからね。
なので、
熱が出ているときは、
体を温めるお風呂は禁止です。
シャワーで素早く済ませましょう。
自己流でマッサージしない
乳腺炎で熱が出ていない場合は、
マッサージは効果的ですが、
熱が出ている場合は、
自己流のマッサージはあまり
おすすめできません。
熱が出ているときに
マッサージするなら、
専門の方にマッサージしてもらいましょう。
専門の上手な方に
マッサージをしてもらい、
乳腺炎が改善したママはたくさんいます。
水分補給はこまめに
風邪と同様に水分補給は
しっかり取りましょう。
水かカロリーの少ない
スポーツドリンクを、
熱が下がるまで、
2リットル以上飲むようにしましょう。
授乳時はただでさえ、
水分が出ていきますし、
母乳をさらさらにするために
水分摂取は欠かせません。
乳腺炎の熱はどれぐらいで下がる?
乳腺炎による高熱は
どのぐらい続くのでしょうか?
これは、症状の進み具合によって、
個人差がかなりあります。
早いママだと、
・赤ちゃんにしっかり母乳を
飲んでもらったらすぐに解熱した
・乳腺炎のマッサージを
行っている病院でマッサージを受けたら
翌日にはよくなった
遅いママだと、
1週間近くかかることも・・
乳腺炎が悪化するとどうなる?
乳腺炎の治りが悪く、
悪化してしまうとどうなるのでしょうか?
炎症が進むと、
乳腺の中で膿んでしまいます。
こうなると、
病院で投薬してもらうか、
最悪手術になります・・。
また、乳腺炎が治れば、
授乳を再開できますが、
そのまま粉ミルクにしてしまう
ママが非常に多いです。
熱の下がりが悪いママは、
乳腺炎が悪化して手遅れになる前に、
早めに病院を受診することを
おすすめします。
病院を受診するときに注意すること
母乳育児に理解のある病院を選びましょう。
病院で乳腺炎と診断されると、
解熱鎮痛剤と抗生物質が処方されます。
病院によっては、点滴も打ってくれます。
そのときに、
先生にしっかり伝えなければいけないのは、
授乳を続けていきたい
ということを伝えることです。
一度、授乳を辞めてしまうと、
授乳を再開するのが難しくなります。
実際、私の周りでも何人かいます・・
なので、
授乳を継続することができる、
抗生物質、解熱鎮痛剤を
処方してもらうようにしましょう。
市販の薬で有効なものは?
病院に行けないママが使える
市販の解熱鎮痛剤は何があるでしょうか?
WHOから授乳中に服用しても大丈夫と
されている2種類の薬を紹介します。
・アセトアミノフェン
商品名でいうと、
タイレノールA、タイレノールFD
です。
・イブプロフェン
商品名でいうとイブです。
こちらの薬も授乳中でも問題ないのですが、
授乳中は医師の指示の元での使用となっています。
いま紹介した2薬は授乳中でも、
基本的に服用OKですが、
出産した産婦人科などに
電話確認してから服用するのが
ベストです!
ただ、
電話もつながらないという状況で、
緊急事態で仕方がないという場合は、
用法、用量をしっかり守れば
1、2回、服用できます。
それでも改善しないなら、
タクシーなどを使って、
病院に行くのが望ましいです。
授乳しながら、
薬を服用することになると思いますが、
服用のテクニックとして、
赤ちゃんへの授乳直後に服用し、
次の授乳まで少し時間をあけると
母乳に移行する薬の成分が少なくなります。
乳腺炎で熱があるときに葛根湯は効く?
乳腺炎には葛根湯が効くという
話がありますが、
本格的に熱がでてしまうと、
あまり効果は期待できません。
あくまでも葛根湯は、
乳腺炎の初期症状に服用するなら
効果が期待できる薬です。
まとめ
乳腺炎で熱を下げる方法を紹介しました。
ただ、今回紹介したのは
応急措置だということを
覚えておいてください。
乳腺炎は、
珍しい症状ではありませんが、
そのまま放っておくと、
膿がたまってしまい
切開手術が必要になることもあります。
今回紹介した応急処置で
解熱できたとしても、
再発する可能性もあるので、
1度病院を受診しておくことを
おすすめします。
これからの長い子育て生活、
馴染みの病院を作っておくことは
必須ですからね☆
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