【腱鞘炎】授乳中の湿布は赤ちゃんに悪影響?ロキソニンはOK?
こんにちは!
現役保育士&
子育てアドバイザーのrinoです。
今回は授乳中の湿布が、
赤ちゃんに影響するのかどうか
についてです。
授乳中のママから、
出産後、腰痛が悪化したんだけど、
湿布を貼っても母乳に影響しない?
育児で体のあちこちが関節痛、筋肉痛、
それに腱鞘炎にまでなってしまって
辛いです・・・。
湿布を貼っても大丈夫ですか?
というような質問をよく受けます。
今回はそのような体の痛みで
悩んでいるママのために、
授乳中に湿布を貼っても
赤ちゃんに影響がないのか
紹介していきますね。
目次
授乳中の湿布は赤ちゃんに影響しない?
授乳中に湿布を使用していいかどうかは、
医者でも見解が分かれるところです。
ただ、湿布は皮膚に貼るものなので、
飲み薬と比べたときに、
薬の成分が血液に入る量が少なく、
大きな問題にはならないので、
湿布の使用を認めている医者が多いようです。
*血液が母乳になります。
しかし、
授乳中に使用すると
赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性がある
湿布もあるので注意が必要です。
それでは、
個々の湿布について見ていきましょう。
まずは、よく質問される
モーラステープ、
ロキソニンテープ
について紹介していきます☆
授乳中にモーラステープは影響する?
よく効く湿布として、
評判の高いものにモーラステープ
という肌色の薄い湿布があります。
このよく効くというモーラステープには、
炎症の原因を抑え、
痛みを和らげる作用があります。
よく効くということは、
有効成分が皮膚にしっかり浸透して、
炎症などを抑えているということになります。
皮膚に成分がしっかり浸透するということは、
母乳のもとになる血液にも流れているという
ことになりますよね・・
そして、それだけ強い薬なので、
副作用も強くなります。
厚生労働省から
「授乳中、妊娠中に
モーラステープ使用すると
胎児に影響が出ることがある」
という発表がありました。
授乳中ではないのですが、
分かりやすい副作用の例をあげると、
妊娠中にモーラステープを使用した
妊婦さんの羊水が少なくなった
という報告があります。
万が一のことを考えるなら、
使用を控えましょう。
授乳中にロキソニンテープは影響する?
ロキソニンテープは
赤ちゃんに影響するのでしょうか?
ロキソニンテープも
湿布の中では吸収が良く、
薬用成分の血中濃度も上がります。
さらに、
薬用成分が母乳へ移行することも
確認されています。
ただ、飲み薬と比べると、
薬用成分の吸収率は
無視できるぐらい悪いのが真実です。
念のため、
薬剤師のママ友に相談したら、
「母乳に移行したとしても、ごくわずか。
無視できる範囲だよ」とのこと。
なので、体中にべたべた貼って、
長期間使用しなければ
授乳中でも心配いらない
というのが結論です。
特に、気にせずに
患部に貼ってもらえれば
大丈夫です☆
授乳中でも安全な湿布の見分け方
ここで、授乳中でも安心して
使える湿布の見分け方を紹介しますね☆
市販の薬は、
「第1類」「第2類」「第3類」と
危険性によって分かれてるのは何となく
聞いたことありませんか?
これは市販の湿布薬でも同じです。
「第1類」「第2類」「第3類」の中で、
妊娠中、授乳中ともに
使用が認められている湿布薬は
「第3類」と表記されているものです。
代表的な商品名でいうと、
サロンパスAeやアンメルツヨコヨコ
が該当します。
ちなみに、
「第2類」は、
使用上の注意があったり、
医者の許可がいるもの、
代表的な商品でいうと、
サロンパスEXが該当します。
*注意
サロンパスには、
サロンパスAeとサロンパスEXがあるので、
注意しましょう。
「第1類」は、
基本的に授乳中は使用禁止です。
この「第1類」のに該当する市販の湿布は、
フェイタスZシップ、ジクロテクトテープ
ボルタレンACテープなどです。
もし、「第1分類」「第2分類」の
湿布が手元にあって、
使用していいのか迷っているママは、
辞めておきましょう。
もし、市販の湿布薬を使う場合は、
必ず分類を確認して、「第3類」に
分類されているものを使いましょう。
湿布の安全な使用法は?
比較的安全な湿布を貼るにしても、
なるべく赤ちゃんに影響が
出ないようにしたいですよね。
そのためには、
湿布の貼り方や貼る時期が重要です。
湿布を貼る位置は、
赤ちゃんに触られない場所、
赤ちゃんに舐められない場所
を選びましょう。
また、
湿布を貼った後の手で、
赤ちゃんの目、顔を触らないように
気をつけてくださいね。
ママに貼ってあった湿布が、
寝ているあいだに剥がれてしまって、
赤ちゃんの顔に・・という体験談も
聞いたことがあるので、
寝ているあいだに
湿布が剥がれないように
注意しましょう。
そして、さらに安全性を高めるなら
生まれて間もない新生児期は、
代謝、排泄機能が未熟なため、
湿布を貼るのはなるべくなら
我慢しましょう。
(だいたい生後1ヶ月ぐらいが目安です。)
まとめ
湿布は飲み薬と比べると、
母乳に薬用成分が移行する濃度が
かなり低いので、
比較的安全といえます。
きょう紹介した湿布を参考に、
なるべく安全なものを選びましょう。
ただし、安全な湿布でも、
長期間、大量に使用するのは
避けましょう。
授乳中の腰痛や腕の痛み、
肩こりは多くのママが経験しています。
痛いという気持ちは
ものすごーい分かりますが、
まずは赤ちゃんのことを
最優先に考えてあげましょう☆
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